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2014年4月6日日曜日

4/4 卒業式の「君が代」不起立処分に基づく「再発防止研修」 抗議と被処分者激励行動

■4月4日(金)、水道橋の教職員研修センターで卒業式で、「君が代」不起立だった教職員に対する、再発防止研修が行われました。近藤徹さんから報告です。

この日の報告はレイバーネットにも載っています。
http://www.labornetjp.org/news/2014/0404shasin

①根津プラカード

◆教職員をイジメる都教委にイジメを語る資格なし―反省すべきは都教委
★4月4日、早朝より「再発防止研修抗議・該当者支援行動」を研修場所の都教職員研修センター前(都内水道橋)で行いました。被処分者の会の緊急の呼び掛けに応えて60名を超える人が駆け付けてくれました。

卒・入学式などで処分された教職員を対象とした再発防止研修は2004年8月に強行実施されてから11年目。毎年繰り返されて来ました。今年は、卒業式で不当にも処分を受けた教職員4名のうち、退職者を除く3名(中学校1名・戒告処分、都立高校1名・戒告処分、特別支援学校1名・減給処分)が対象となりました。この研修は、被処分者に対して都教委が「反省・転向」を迫るもので、被処分者を「恫喝」す
る「イジメ」「懲罰」(精神的・物理的圧迫)に他なりません。

②澤藤弁護士から

◆弁護団申し入れと抗議声明読み上げ  
★研修開始に先立って、弁護団より澤藤統一郎弁護士が研修センターに申し入れを行い、被処分者の会等が抗議声明を手交しました。澤藤弁護士は、この研修が最高裁判決に照らして違法の可能性が高いこと、研修そのものが転向強要システムであること、該当者には敬意を持って接すべきこと、などを力強く述べました。
続いて被処分者の会が抗議声明読み上げた。「解雇させない会」も抗議・要請文を手渡して、当該の人たちが「研修」に入るのを見送りました。

⑤該当者入構

 

⑧抗議のシュプレヒコール

★研修終了後、該当者から報告・発言がありました。
○鈴木さん「再発防止研修を受けるのは3回目。一昨年から同研修が質量ともに強化されたことは聞いていたが、前2回に比べて本当にひどくなっている。研修では振り返りシートと称して書きたくないことを書かせて、声を出して読み上げることを指示した。私は拒否した。」
○田中さん「研修内容は昨年と変わらない。職務命令に従え、国旗国歌の指導は教員の責務だ、の繰り返し。教員の「良心」に反することをしろ、と言うことだ。
教育公務員として今後どうしていくかと聞くので、全体の奉仕者として職務を遂行する」と書いた。深い意味がある。」

★6~7月に2回目のセンター研修が該当者個別に行われます。その都度、研修セン
ター前で「再発防止研修抗議・該当者支援行動」を行いますので日程が決まり次第お
知らせします。ご参集ください。