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2014年3月22日土曜日

3/19 田中聡史さんの勤務校 卒業式

■田中聡史さんが勤務する板橋特別支援学校の卒業式がありました。

やめて44

7時15分ころから通用門のところで、<解雇させない会>と<包囲ネット>のビラをまき始めました。<解雇させない会>の方たちは、ボードに 「やめて!都教委『君が代』不起立処分~『思想・良心の自由』は侵すことのできない権利です~」
と書いたものを、校門の前に出し、「君が代」の強制は誰にとってもおかしい!と大書横書した3メートル弱のボードを、門近くの道路に設置しました。
また、間もなくやってきたKさんは「「日の丸・君が代」強制(違憲)反対!不当処分反対! 言論・表現の自由を守れ!」と、「日本国憲法第99条(公務員の憲法擁護義務)の条文」を書いたプラカードを設置しました。

ビラまきに集まった仲間は、時間と共に次々に増え、<学校と地域をむすぶ板橋の会>、
<東京医労連精神医学研究所労働組合>、<「良心・表現の自由を!」声をあげる市民の会>などの方々がいました。(計26人)。

おかしす5

その間、見慣れない背広姿の2人がやってきました。「支援センター」からやってきた職員だったようです。「お早うようございます。都教委の方ですか」と問いかけても、
全く何も答えようとしません。
そこで、「石原は『国歌を歌わない』と言っていますよ。『文學界』3月号で。知っていますか。」と聞いても無言です。
「10・23通達を出した時の知事が言っているのですよ。あなたたちは何時までこのようなことをやっているのですか。あなたちは敗戦になっても相変わらず戦わせられているのですよ。もう、こんなことはやめましょう。」と言っても無言です。

ビラ0

そのうち、先日のS副校長がやってきました。しかし、今回は何も言いません。
「支援センター」の人に言ったのと同じことを言いましたが、何も答えず、黙って立っているだけです。しかし、通用門の少し奥の方にカメラを三脚で据え付け、無人カメラでこちらを撮影していました。
生徒たちが登校する時間帯になりました。私たちが生徒にもビラを渡そうとすると、いままで黙っていた副校長が、「生徒には渡さないで下さい」、「生徒には渡さないで下さい」と繰り返します。
それを聞いていた労働組合の方が、「なんでそんなことを言うんだ。受け取る者は受け取る、受け取らない者は受け取らない。何が悪いのか。なぜ、規制するんだ。」と強く怒りました。また、別の方は「なぜですか」と聞き返しました。
しかし、それに対しても、副校長も「支援センター」の職員も、無言で何も答えようとしませんでした。
そのうち、生徒や保護者が次々にやってきました。中には、戸惑う生徒や保護者もいましたが、「ありがとうございます」と言ってビラを受け取る人もいました。ビラまきは賑やかでした。

9:30頃、ビラまき終了。
11:00過ぎ、卒業式が終了した時点で再び学校へ。
昼休みになり、田中聡史さんが出てきました。「不起立で、現認されました」。